プログラム・日程表
シンポジウム1 第1会場 9:10~10:40
チーム医療の光と影
- 座長
- 栗原 美穂(国立がん研究センター東病院)
伊東 俊雅(東京女子医科大学附属足立医療センター) - 演者
- 茅野 綾子(国立がん研究センター中央病院)
廣橋 猛(永寿総合病院)
藤澤 陽子(千葉大学医学部附属病院)
<企画趣旨>
高度化・複雑化する医療現場において、適切かつ効率的に患者・家族のニーズに対応するため、多職種によるチーム医療が重要視されている。診療報酬や働き方改革の後押しにより、多種多様な医療スタッフによる質の高い医療の提供につながる土壌が整った。一方で、単に算定要件を満たす人員合わせや、タスク寄せ集めの状態のチームも存在する。本セッションでは、医師、看護師、臨床心理士の立場から、多職種が連携・補完しあい、最適な医療を提供するという本来の「チーム医療」について議論する。
シンポジウム2 第1会場 10:50~12:20
自壊創をあきらめない
- 座長
- 長岡 広香(都立駒込病院)
林 ゑり子(横浜市立大学/藤沢湘南台病院)) - 演者
- 周治 由香里(東京女子医科大学附属足立医療センター)
ワーファ 純子(こすもす訪問看護ステーション)
林 ゑり子(横浜市立大学/藤沢湘南台病院)
<企画趣旨>
乳癌・頭頚部癌などによくみられる自壊創は身体的問題のみならず心理社会的側面にも大きな影響を及ぼす。浸出・出血・臭気などのマネジメントが重要であるが、知識や情報の不足からあきらめられてしまうことも有り得る。本セッションでは自壊創のエキスパートであるがん看護専門看護師、訪問看護師、緩和ケアチーム薬剤師にご登壇頂き、それぞれの立場から自壊創のケアをあきらめずにどこまで出来るかを議論する。
シンポジウム3 第1会場 16:00~17:30
地域とつなごう、多職種で挑むせん妄ケア
- 座長
- 關本 翌子(国立がん研究センター中央病院)
小川 朝生(国立がん研究センター東病院) - 演者
- 小川 朝生(国立がん研究センター東病院)
吉田 哲彦(悠翔会くらしケアクリニック練馬)
餅原 弘樹(のぞみの花クリニック)
福田 裕子(まちのナースステーション八千代)
<企画趣旨>
急性期から在宅まで、多くの方が病気や治療の影響でせん妄を発症し、療養や意思決定に大きな影響を受けています。本人の思いを尊重し自ら選択できるよう支援するには、医療機関内にとどまらず地域とつながり、多職種で力を合わせて挑む姿勢が不可欠です。本セッションでは、訪問薬剤師、訪問看護師、精神腫瘍科医の立場から、地域と医療をつなぐ多職種連携によるせん妄ケアの可能性を議論します。
シンポジウム4 第2会場 13:50~15:50
2025年、千葉の緩和ケアのこれからを語る
- 座長
- 篠原 靖志(さんむ医療センター)
豊田 康義(千葉医療センター) - 演者
- 田口 奈津子(千葉県がんセンター)
伊藤 真美(花の谷クリニック)
中村 明澄(向日葵クリニック)
柏谷 優子(辻仲病院柏の葉)
<企画趣旨>
首都圏に位置する千葉は急速な高齢化を迎えている一方で人口あたりの医療や介護の資源が乏しく、医療や介護の問題が深刻となりつつある。そのような状況で緩和ケアを今後どのように守っていけば良いだろうか? 本セッションでは異なる地域、異なる立場で緩和ケアに携わる4名のエキスパートにご登壇いただき、千葉のこれからの緩和ケアの課題や展望について語っていただく。
教育講演1 第2会場 9:10~10:00
緩和ケアにおける病態に応じた慢性便秘症の治療戦略 ~便秘エコーとチーム医療~
- 座長
- 田中 俊行(高崎総合医療センター)
- 演者
- 結束 貴臣(国際医療福祉大学成田病院)
教育講演2 第2会場 10:10~11:00
症状マネジメントの最新エビデンス
- 座長
- 関根 龍一(亀田総合病院)
- 演者
- 川崎 成章(がん研究会有明病院)
教育講演3 第2会場 11:10~12:00
緩和ケアに携わる医療者として知っておきたいirAEのお話
- 座長
- 松本 禎久(がん研有明病院)
- 演者
- 三浦 智史(国立がん研究センター東病院)
教育講演4 第2会場 16:00~16:50
特定行為研修修了者の現状と展望 -緩和医療における役割を中心に
- 座長
- 栗原 美穂(国立がん研究センター東病院)
- 演者
- 酒井 郁子(千葉大学大学院看護学研究院)
事例検討 第1会場 13:50~15:50
失敗事例あるある
- 座長
- 木澤 義之(筑波大学)
橋口 さおり(聖マリアンナ医科大学) - 演者
- 小杉 和博(筑波大学附属病院)
津田 万里(東海大学医学部)
森 尚子(東京都立小児総合医療センター)
本間 英之(新潟県立がんセンター新潟病院)
<企画趣旨>
緩和ケアの現場では誰でも「やっちまった」という失敗の経験があると思います。本セッションではそのような失敗の経験をネガティブに捉えるのではなく、皆で共有しそこから学びを得て今後の緩和ケアに活かすことを目的としています。公募による4名の先生に貴重な失敗事例を共有していただきます。
TIPS 1 第3会場 9:10~10:10
<漢方>緩和ケアの現場で役立つ漢方という選択肢
江川 健一郎(三井記念病院 緩和ケア科)
<ACP>ケアする側が知っておくべきACPの功罪
蔵本 浩一(亀田総合病院 疼痛・緩和ケア科)
<輸血>緩和領域における輸血療法の適応
園川 佐絵子(永寿総合病院 緩和ケア内科)
TIPS 2 第3会場10:10~11:10
<腎疾患>初学者のための腎疾患緩和ケア入門
坂井 正弘(浦安ツバメクリニック)
<リンパ浮腫ケア>明日から実践できるリンパ浮腫ケア
山崎 光英(国立がん研究センター東病院 看護部)
<がん性疼痛の評価>高齢者の疼痛評価エッセンス
米村 久美子(永寿総合病院 看護部)
TIPS 3 第3会場11:10~12:10
<がん性疼痛の治療>がん疼痛の薬物治療エッセンス
服部 友歌子(国立がん研究センター東病院 緩和医療科)
<神経ブロック>誰もが知っておきたい神経ブロックの基本
柳泉 亮太(横浜市立大学 緩和医療科)
<口腔ケア>明日から実践できる口腔ケア
佐藤 一(国立がん研究センター東病院 看護部)
TIPS 4 第3会場13:50~14:50
<便秘のケア>明日から実践できる便秘ケア
栗山 尚子(国立がん研究センター東病院 看護部)
<下剤>15分で学べる下剤の使い分け
井上 裕次郎(永寿総合病院 緩和ケア内科)
<うつ病>15分で学べるがん患者のうつ病
宮島 加耶(聖マリアンナ医科大学)
TIPS 5 第3会場14:50~15:50
<せん妄>15分で学べるせん妄治療のエッセンス
河野 裕太(町田市民病院 緩和ケア科)
<在宅緩和>病院の医療者にも知ってほしい在宅緩和ケアでできること
刀禰 智之(清澄ケアクリニック)
<在宅の薬>在宅移行に向けた薬剤調整のコツ
高橋 慧(越川病院 薬剤部)
TIPS 6 第3会場15:50~17:10
<呼吸困難>15分で学べる呼吸困難の緩和ケア
木村 尚子(済生会横浜市南部病院 緩和医療科)
<神経難病>初学者のための神経難病緩和ケア入門
二宮 智子(都立駒込病院 緩和ケア科)
<化学療法>化学療法の副作用対策エッセンス
津田 万里(東海大学 緩和医療学分野)
<がんリハ>緩和領域におけるがんリハビリテーションの効能
添田 遼(鶴巻温泉病院 リハビリテーション部)