第7回関東甲信越支部学術大会・第13回千葉緩和医療学会学術大会

大会長ご挨拶

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第7回日本緩和医療学会 関東・甲信越支部学術大会
大会長 坂下美彦
千葉県がんセンター 緩和ケアセンター

このたび、日本緩和医療学会第7回関東甲信越支部学術大会を2025年10月18日(土)、幕張メッセ国際会議場において開催する運びとなりました。大会長を務めさせていただきます千葉県がんセンターの坂下美彦です。

本学術大会のテーマは「これからの緩和医療―変わることと変わらぬことー」とさせていただきました。医学の進歩のみならず、人口動態の変化やデジタル化、新しいテクノロジーの登場などにより緩和医療を取り巻く状況は今後大きな変化が予測されます。そのため緩和医療のあり方も変化していく必要がありますが、一方でその根底には時代が変わっても変わらない緩和医療の本質があります。本大会は新しいことに焦点をあてつつも大切なことを見失わないような大会にしたいと存じます。

今回は千葉の開催ですが、オール関東甲信越支部で盛り上げるために東京・神奈川・茨城・群馬の先生方にも実行委員に加わっていただき準備を進めてまいりました。充実したプログラムとするために支部代議員の方々に企画の募集をさせていただき、それを基に実行委員でプログラムを検討致しました。重視した点は「多職種が参加し易いこと」「初学者が学べること」「若手の先生方のご登壇」の3つです。その結果、指定演題は多職種対象のシンポジウム4題、教育講演4題、新しい試みとして失敗事例の検討会、TIPS 19項目と大変充実した内容となりました。特にTIPSは緩和医療の多岐にわたるテーマのエッセンスを短時間で学べるとても魅力的な企画となっております。

一般演題は学会員に限らず誰でも応募可能とさせていただきました。そして査読委員による厳正な査読の結果、当支部学術大会では過去最多の62演題をポスター発表として採択致しました。発表の内容は広範囲にわたるものとなっております。

本大会が有意義で充実した学術大会となることを確信しております。多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。

大会事務局

千葉県がんセンター
緩和ケアセンター
〒260-8717
千葉市中央区仁戸名町666-2

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